稽古場は「ココキタ」に決まってるじゃないか。

さて、演劇を始めるにあたって公演会場と同じくらい大事なのが

稽古場をどこにするかということだ。

もちろん予算が潤沢であれば、より設備の整った場所でということに

なるのだろうが、そんな贅沢を言えるわけもなく、いかに安く借りられるか

以外の基準は初めからないと言っていい。

そういうわけで、通常の稽古場は最初からあてにせず、公共施設にしぼって

場所をさがした。

東京23区を片っ端から調べてみたけど、だいたい区民以外は使用できない

というところが多く、半ばあきらめかけていたときにたどりついたのが、

北区の公共施設「ココキタ」だった。

「ココキタ」は中学校を改修した施設のようだ。

とにかく、同じ施設のなかに借りられるスペースが多く、区民以外でも

小額の割り増し料金で済むのがありがたい。

脱兎が借りようと思っている稽古スペースは、区民以外でも1時間400円

で借りられる。

この金額は僕が調べたなかでは最安値だったと思う。

(この前、ワークショップ・オーディションで借りたアトリエTANTOOは

1時間600円。)

もろに教室である。
とりあえず椅子と机があればいいのだよ。

 

ああ、ありがたやありがたや。

「ココキタ」は、この先さんざん使わせてもらうことになるかもしれないな。

ピアノがあるスペースもあるし。

今日キャスト陣と稽古日程について話し合ったので、稽古スケジュールが決まれば

あとは予約するのみ。

ただ、空き状況がどうなってるのか、安いだけに不安ではある・・・

ピアノがあるスペースは料金が割り増しになるのがつらいところ。