上演時間が2時間以内で収まりそうで助かった。

今日やっと、台本の直しが終わった。

最初から時間を計りながら読んでみたところ、1時間55分で

読み終わった。

正直、救われた思いだ。

小説版より予想以上に加筆部分が増えてしまったので非常に

不安だったけど、なんとか上演時間のデッドラインである2時間を

下回ることができそう。

あとは実際に稽古をしてみながら、省略できるところを省略したり

すれば、もう少しタイトにできると思う。

ただ、スライド画像や音楽の入れ方によってタイム感が変わってくる

可能性があるので、やっぱり多少の時間のズレは出てくるだろう。

いずれにしても、2時間を越えることはないし、超えそうになったら

なんとか調整するつもりだ。

演じる側も出ずっぱりになるので、上演時間が実は大問題だった。

さらに東中野RAFTはもともと劇場ではなくイベントスペース

なので、客席の環境を考えると絶対に2時間は越えられないと

考えていた。

自分が観客としていろいろ観て来た経験から言っても、やっぱり

集中力が持つのは2時間が限度だと思う。

まあ、とにかく現状では内容をカットすることなく、上演時間の

上限を下回りそうなので、ほっと一安心なのだった。

それにしても、小説を書いたときからこの台本の直しまで含めて、

上演時間の計算なんてまったくしてないのに読んでみるとほぼ

2時間になるっていうのはただの偶然なんだろうか?

やっぱり、どこかで無意識の計算が働いているのかもしれない。

今日、読みながら間違いなく2時間くらいになるなと確信したとき、

ちょっとゾクっとした。

 

 

ちなみに世界一長い映画のタイトルは、これらしい。

これで内容がショートショートだったら受けそう。

 

[初版映画チラシ] マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者によって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺 (1968年)