稽古を重ねるほど上演時間が短くなるのは気のせい?

しかし、いつのまにか今日で6回目の稽古になってしまった。

稽古が全部で13回だから、すでに半分近くが終わってしまった

ことになる。

まあ、正直、焦るようなことは今のところない。

今日も稽古場にパソコンを持ち込んで曲出しをしながら、主演二人の

粗通しをやってみたのだが、二人がそれぞれに個性を活かした演じ方を

身につけつつあるので、あとはほとんどスライドや曲と、どううまくタイミングを

合わせるかということが課題になるくらいだ。

ちょっとばかり気になるのは、二人とも通しをやるたびに動きが固まってきて

スムーズに芝居ができるようになっていくので、通しをやればやるほど、

上演時間が短くなっていくところだ。

最初に通しをやったときは全体で75分弱くらいだったのが、今日やってみたら

二人とも70分を切ってしまった。

あんまり短くなりすぎて食い足りない感じが出てしまうのも問題なので、

その分、曲を長めに聴かせるように出来るわけだが、曲を聴かせているあいだの

間を持たせるために、新たにスライド画像を追加しなければならなくなった。

ただでさえスライド素材が多くて大変なのに、しかも本番でスライド操作を

するのはスライド未経験のまえだりょうなのだ。

主演のお二人に不安を覚えることがほとんどないのはいいけど、実は最も

不安を感じているとしたら、本番のときの自分に対してであることは

間違いない。