今回の「おおかみ男のフローチャート」の公演にあたって、
一応、出演契約書というものを作成することになっている。
稽古期間や公演回数、また出演料などを明記するほか、
契約解除の条件なども盛り込まれるが、それほど込み入った
内容のものではない。
やっぱり出演料などの条件は口頭やメールのやりとりより、
しっかり文書化してお互いに保管しておく方が出演者も安心
できるだろう。
契約解除の条件については、出演者がなんらかの理由で「飛んだ」
場合の規定ではあるが、今回のキャストに対してそういう心配は
していないので、あくまで便宜的なものである。
ネット上には過去、現在の劇団において「なぜ出演契約書を
取り交わしておいたほうがいいのか」という事例がたくさん
出ている。
例えば、出演者が「台本が気に入らないから」という理由で
突然稽古に来なくなったり、本番直前に主要キャストが
駆け落ちしていなくなったり、主宰者としてなかなか笑えない
エピソードが満載なのだ。
まあ、今回のキャストについてはこのようなパターンも心配していない。
今回、心配があるとすれば、本番直前あるいは本番中の病気や怪我
だけといっていい。
もちろん、そのような場合に備えてのダブルキャストなわけで、
出演契約書の作成も含めて主宰者に求められる当然の危機管理という
ことだろうと思う。
ちなみにネット上では、やむにやまれぬ理由での公演中止の事例も
ちょくちょく見かけるので、どんなに危機管理をしているつもりでも
常に不安から逃れられない。
だから最近、まともに眠れないのだろうか・・・
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