フルムーン・エクスプレスの車窓には「仁丹」とそれ以外しかない。
「おおかみ男のフローチャート」の舞台はほぼ寝台特急フルムーン・ エクスプレスの車内である。 もちろん、車窓の景色に触れる部分がところどころにあるわけだが、 ほとんど抽象化されている。 その中で、やたらに具体的なのが車窓か …
「おおかみ男のフローチャート」の舞台はほぼ寝台特急フルムーン・ エクスプレスの車内である。 もちろん、車窓の景色に触れる部分がところどころにあるわけだが、 ほとんど抽象化されている。 その中で、やたらに具体的なのが車窓か …
もうだいぶ前の話だけど、東京芸術劇場で市村正親さんのひとり芝居、 「市村座」を見たことがある。 立って落語を演じる立体落語や歌あり、芝居ありでそのひとつひとつの 演目も素晴らしか …
「おおかみ男のフローチャート」の後半に、モーツァルトの手紙編という のがある。 引っ越し前におおかみ男が売らなかった唯一の本が「モーツァルトの手紙 上下巻」 で、おおかみ男は「モーツァルトの手紙」を読みながら、モーツァル …
ウィリアム・スタイグの「ピッツァぼうや」という絵本が好きで、 「おおかみ男のフローチャート」の中にエピソードとして追加しようと 思ったのに、どこを探しても見つからない。 やっぱり実家に置きっぱなしかー。 しかし、あんな地 …
「おおかみ男のフローチャート」の中で、ヘミングウェイの短編小説 「何を見ても何かを思いだす」について触れている箇所がある。 これも小説版では、ほとんどタイトルがちらっと出てくるだけだったが、 台本ではもう少しばかり内容に …