あっという間に稽古開始まで10日ほどになってしまった。
稽古の進め方についてはある程度イメージが出来ているが、
なんといっても経験がないので、ほとんどやってみないと
わからないというのが現状だ。
本格的な稽古が初めてで、しかもいきなり朗読劇という特殊な
形式で、さらにダブルキャストのひとり芝居というややこしさ。
どうすれば効率よく稽古を進められるのやら、なんとかホットライン
に電話相談したいくらいである。
とりあえず稽古初日は台本を読み合わせて、ざっとどれくらいの
時間がかかるのか確認することが最も重要だ。
現時点で台本はだいぶスリム化されているが、間を取りたい箇所も
あったりするので、自分が読んでみただけではどうにも実感
できないところがある。
時間感覚の問題とともに大きな問題は二人の稽古の順番だ。
どうしても二人同時に稽古場で演じてもらうわけにはいかないので、
つねにどちらかの手が空いてしまう。
その時間をどうすればなるべく短くできるのか。
ひとつのシーンを交互に演じてもらって、互いに確認し合いながら
進めていく形にまずはしてみようかと思っているが、これも
やってみないことにはわからない。
その上で、演者さんに意見を聞き、このほうがやりやすいなどの
希望があれば出来るかぎりそれに添いたいと思っている。
とにかく、稽古初日までに台本のスリム化をさらに進めなければ
ならない。
ちなみに、明日は高田馬場ラビネストで劇団肋骨蜜柑同好会の
「草刈事件」を見に行く。
ラビネストは初めてだけど、写真で見るとなかなかいい劇場で、
案の定、使用料はとっても高いのであった。(主宰者目線)