今日の3回目の稽古で、初めて全編アレンジ台本でやってみた
ところ概算ではあるが、どう考えても上演時間が80分を切りそう
なことがわかった。まあ、実際にスライドと音響と楽曲を入れて
合わせてみたら誤差は出てくるとは思う。
そうだとしても、まず90分に届くことはないはずだ。
モーツァルトの楽曲をちょくちょく挟みながら進行するわけだけれども、
1曲ごとをわりと長めに聴いてもらっても問題なさそうな時間的余裕が
ありがたい。
ほんとに全編80分くらいで見せることができれば、お客様の腰の方も、
悲鳴をあげないでいてくれるだろう。
演出としては、常に「もっと見たかったな」というくらいの上演時間で
終われることを目指したいと思っている。
記念すべき旗上げ公演でそれを実現できそうなことは、多少なりとも
自信につながるかもしれない。
何せ、オーディション時の台本のままだったら、3時間でも収まらない
感じだったのだから。
ちなみに、小説版で結構重要な役回りだった「劇的なるものをめぐってⅡ」の
狂女は、舞台版では影も形もなくなった。
あれがいなくなったおかげで15分は縮まったと思われるので、まあ、演者の
喉を守るためにも、よかったよかった。