いつの間にか稽古も半分を過ぎてしまった。
やっぱり実際に稽古をしてみると色々な部分が変わって
いくもので、最近の例で言うと、あるシーンが丸々セリフを
覚えて喋るシーンになったところだろう。
これは演者さんがあるシーンで台本を持ったままの演技だと
やりづらいということで、こっちの指示ではなく、演者さん側
からそうした方がいいのでは、と提案されて変わったのが
予想外な上にすごいところだ。
これ以外にも、曲がかかっている間に何をしていればいいのか、
などなど演者さんの意見によって変わった部分は多々あるし、
やっぱり舞台というものは稽古場でみんなと作り上げていくもの
なのだなあ、と日々実感している。
しかしながら、いつも稽古場で使っている部屋のとなりが音楽スタジオで、
ラウドなリズムがガンガンに響くなかでの朗読劇の稽古はけっこう厄介だ。
なんとか、こっちの稽古中はフォークデュオ限定で音楽スタジオを貸し出して
ほしいと思う今日この頃。