そういうわけで、死んだふりをしながらじわじわ下準備を進めていた結果、
本当に第2回公演が現実的になってきてしまったのだった。
<DIY/02>というのは、ナイロン100℃における<2nd SESSION>に
あたるもの。
要するに<vol.2>とか、第2回公演を表すナンバリングのことで、
今度から正式に表記することにした。
これからは前作も「DIY/01 朗読劇・おおかみ男のフローチャート」
ということになる。
「DIY」という言葉は、まだ演劇界ではあまり使われていないようなので、
脱兎としては積極的に使っていこうということだ。
もちろん、お父さんが日曜大工で思わず芝居つくっちゃったという感覚を
忘れないようにするためでもある。
「DIY演劇」の脱兎,X・Y・Zooみたいなキャッチフレーズがあったほうが、
何かと便利にちがいない。
それにしても、公演というのは自分で試験の日を決めてガリ勉しなきゃいけない
ようなもので、可能な限り先延ばしにしたい気持ちと、なるべく早くやりたい
という気持ちがせめぎ合ってちょくちょく危険な精神状態に陥る。
結局やっちまった方が楽だということに気づくまでが大変なのだ。
そして、いざやり始めると「全然楽じゃねーっ」ということに気づくのである。
まあ、それはいいとして、次回作の情報はこれから少しづつ公開してゆくので
追っていただけると大変ありがたい。